①左後方鈑金塗装

車輌左後方の鈑金塗装で入庫しています。
最初に車輌を固定する為に位置決めをする
準備から始めます。⇒

②損傷個所確認

主にバックドアをぶつけています。
また後方からのダメージの当たり方に対して
クォーターパネルは押されて曲がっています。
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③クォーターパネル損傷確認

クォーターパネルを正対した状態で確認します。
後方から押された事により大きく凹んでいる所と
盛り上がり膨らんでいる部分が見て取れます。

④部品脱着

バックドアを外して行くためにテールランプ関係
など配線を外してしまう為に関連する部品を
車輌から取り出していきます。
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⑤クォーターパネル修正

クォーターパネルの歪を大まかに修正します。
フレーム修正機を使い引っ張り出した上で
外板パネルを切断して交換します。
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⑥クォーターパネル外板パネル摘出

クォーターパネルの最後部Dピラー部を
外して新品部品と交換します。

⑦修正機使用

クォーターパネルを修正機を使い引っ張り出す。
変形したボディ鉄板は形状を記憶しているので
ゆっくりと大きな力で引き出す事で直します。
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⑧クォーターパネルガラス脱着

クォーターパネルを修正する際にガラスは
振動など衝撃で割れてしまう可能性がある為に
一度外しておきます。
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⑨クォーターパネル内側

クォーターパネル修正時に内側を見たら
一度修正している事が分かります。
それを踏まえて注意して修正をしないと
以前に切開している為にここから歪が出ます。

⑩クォーターパネル溶接

クォーターパネルを一部切り取り
交換パネルと既存パネルを溶接してから
グラインダーで大まかに溶接跡を取り除きます。
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⑪クォーターパネル鈑金

交換したクォーターパネルと既存のパネルを接合
する為に溶接をして繋ぎ合わせを綺麗にする為の
鈑金をします。この後にパテを入れてスムーズに
見せる為に必要な作業になります。   ⇒

⑫鈑金パテ入れ

鈑金をしたパネル面は叩いた痕跡もある為に
凹凸が残ります。大きくは鈑金パテを入れる事で
平坦にならしていく下準備をします。

⑬鈑金パテ研ぎ

鈑金パテを入れた面を大まかにならして土台を
作り出します。鈑金で出来た凹凸は鈑金パテに
より大きな凹みは分からなくなります。
          ⇒

⑭ポリパテ

鈑金パテを入れた範囲よりも大きく入れます。
叩いた面をカバーした鈑金パテでは厳密には
ペーパー目も残りますし、巣穴も生まれます。
より大きな範囲でポリパテがカバーします。
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⑮ポリパテ研ぎ

鈑金パテを研いだ後には厳密にはまだ小さな
巣穴やパテを研いだ後にペーパー目が残ります。
細かい線が出来ているのでそれを埋める為に
より薄い層のパテがポリパテになります。

⑯サーフェーサー

ポリパテを研いだ後は表面は綺麗に整いました。
ただパテは水分を吸い込み塗装の色も吸収して
しまう為にパテと塗料間に塗る下地の色と考えて
貰えると分かりやすいです。    
(パンにジャムを塗る前にバターを塗る
 人がいるのも近い考え方ですよね。)
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⑰バックドア塗装下準備

今回はバックドアは新品交換になります。
新品は塗装されていません。
ですから本当の無地を塗装する為にサフェーサー
含めた下準備から始めるので同じタイミングで
足付け(塗料の食いつきをよくする研磨)から
初めてサフェーサーは同時に塗り出します。
         ⇒

⑱サフェーサー研ぎ後

サフェーサーを研いでパネルは
本来の形状に近い状態まで戻っており
ここから塗料を入れる事が出来ます。
サフェーサーの塗装は細かい凹凸が残り
研ぐ事でより滑らかな表面を仕上げます。

⑲バックドア塗装

ボディーカラーを吹き付けています。
この後にクリアー塗料を吹く為に今は
乾燥させているところです。
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⑳クォーターパネル塗装

バックドアと同じようにカラーベースを塗装後。
この後にクリアーを吹きます。女性で言うと
マニュキュアのトップコートが近い様です。
男性には伝わりにくいですね。。
          ⇒

㉑磨き作業

塗装を吹き付けたあとに表面を整える
研磨作業を行う事でより仕上がり具合を
自然に見せる工程です。

㉒組付け作業

バックドアを取り付けて配線などを整線する
準備と合わせて取付位置の調整をしていきます。
         ⇒

㉓仕上がり

組付け完了後の洗車も終わり
塗装面の仕上がりを確認していきます。
         ⇒

㉔仕上がり確認2

バックドアは交換になるので押された面と
取り付けたバックドアのチリがあっているかも
組付けた状態でも確認していきます。

㉕車内確認

車内取り外した部品も含めて
現状復帰しているかチェックしていきます。
        ⇒

㉖鈑金完成

作業完成して全体チェックも終了です。
お客様も待ち遠しくして頂いたと思いますので
週末は楽しみにお使い頂きたいと思います。

施工内容

年式・車種名・距離
具体的説明

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